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薬剤師国家試験科目

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 薬剤師国家試験は薬剤師試験委員により作成された問題が出題され、毎年3月下旬の土日の2日間の日程で行われます。1日目の午前に基礎医学、午後に衛星薬学と薬事法規・制度、2日目の午前に医療薬学Ⅰ、午後に医療薬学Ⅱについて出題されます。試験時間は、両日の午前、午後ともに150分で、試験方式はマークシート方式です。国家試験の問題数は全部で240問になっています。

 国家試験科目のうち、「基礎薬学」とは主に物質の構造と性質、天然医療資源、生体の構造と機能について、60問出題されます。

 「医療薬学」とは主に医療薬学総論、疾病(しっぺい)と病態(びょうたい)、医薬品の有効・安全性、薬剤の調整と医薬品の管理について、120問出題されます。

 「衛生薬学」とは主に保健衛生、栄養素と食品の化学、人と環境について、40問出題されます。

 「薬事関係法規・制度」とは主に総論、制度、法律、薬事関係法規について、20問出題されます。

 近年の薬剤師の国家試験の問題のレベルは難解傾向にあり、また、必ずしも各分野の範囲内から出題されるわけではなく、複合的な問題が出題されることもあります。

 国家試験の合格ラインは毎年変わりますが、概ねの基準でいえば、問題の難易を補正し、計算して得た総得点312点 (65%)に対応する実際の総得点以上の得点の者で、各科目全てが35%以上の得点の者が合格になるという足切り制度があります。

 これまでの薬剤師の国家試験の合格率はおよそ70%~80%の間を推移しており、合格率の高い試験といえますが、このことと「合格するのは簡単」というのは全く異なります。その理由は、特に、私立大学においては、薬剤師の国家試験の合格率が大学の運命を左右しかねないため、合格できる生徒しか卒業させていないからで、不合格になりそうな生徒は留年などの厳しい措置が取られているからです。こうしたことから、一般論で言うと、私立大学の合格率は高く、国公立大学の合格率は低い傾向にあります。薬剤師の国家試験は、難易度の高い国家試験の一つといえます。

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