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薬剤師というと調剤薬局などで白衣を着ていて、薬を調合して出してくれる人だけに思いがちですが、ただ単に薬を出すだけではなく、複数の薬の飲み合わせは悪くないのか、患者さんの体質にあっているのかなど、様々な観点から判断して、薬を出しています。
また、薬剤師は薬局や調剤薬局だけに勤務しているのではなく、製薬会社での研究開発に携わったり、児童・生徒のために学校に出向いたりと、薬剤師が活躍する場は幅広いものがあります。
薬剤師の資格は簡単に取得できるものではないだけに、薬剤師の求人や募集もかなりあり、就職や転職に困るということはまずありません。特に、薬学部が4年制から6年制になったことから、卒業生が出ない空白の2年間の薬剤師の求人や募集は激戦になると思われます。
この「薬剤師の求人募集全国情報センター」のサイトでは、薬剤師資格の解説を行うとともに、薬剤師の仕事を探している方のために、薬剤師の募集や求人などの関連リンクを紹介しています。少しでもお役に立てれば幸いです。リンクは随時、増やしていきたいと考えております。
薬剤師国家試験の変更
「薬剤師国家試験出題制度検討会」が2008年6月30日、薬学教育6年制に対応した新しい国家試験制度の報告書をまとめました。まだ、薬剤師国家試験が正式に改定されたわけではありませんが、この内容で国家試験が変更になることは間違いないと思われます。
新たな出題基準では、現行の出題基準の体系を参考に、「薬学教育モデル・コアカリキュラム」「実務実習モデル・コアカリキュラム」の項目・ユニットの全てを含め、「大項目」「中項目」「小項目」および「小項目の例示」に整理することが適当としています。
出題区分については、新たな薬剤師国試では、科目別に試験を行うのではなく、医療人として最低限必要な資質を確認する問題と、直面する一般的課題を解釈・解決する資質を確認する問題に分けることが適当と判断されました。
このため、現在の試験科目である「基礎薬学」「医療薬学」「衛生薬学」「薬事関係法規及び薬事関係制度」の四つの出題科目を再構成し直し、基礎知識を問う「必須問題」と「一般問題」に大別しました。また「一般問題」については、薬剤師に必要な知識を中心に薬学の理論に関する資質を確認する「薬学実践問題」、医療の実務で直面する問題を解決するために必要な基礎力や実践力を確認する「薬学理論問題」で構成することとしています。
出題数については、教育年限の延長に伴う薬剤師に対する社会的要請の向上や、薬学教育の充実などの状勢を踏まえて、現行240問を大幅に増やし、345問と増やされています。うち出題数は、「必須問題」(90問)、「一般問題・薬学理論問題」(105問)、「同・薬学実践問題」(150問)としています。
「必須問題」では、現行制度の科目のうち、医療薬学関連の領域から従来の2分の1程度の問題数(60問)を確保する。他の科目からは4分の1程度(各科目10問、3科目の合計30問)確保するとしています。
「一般問題・薬学理論問題」については、実務に関する領域以外で構成する。医療薬学に関連する部分から45問を確保し、他の3科目については各科目20問の3科目合計で60問を確保するとしています。
「一般問題・薬学実践問題」は、実務に関する領域から30問を確保すると共に、実務に即した医療薬学系の組み合わせ問題として60問、さらに医療薬学関連の領域以外の3科目と実務に関する領域とを組み合わせた複合問題として60問を確保するとしています。
合格基準については、各領域で一定水準以上の能力を求めるため、全ての問題への配点の65%を基本とすると共に、各出題区分ごとの水準も設け、35%以上とすることになりました。ただ、必須問題については、最低限の知識と技能を確認する問題であることから、総合成績より高い70%を合否水準にすることに加え、構成する領域ごとの得点が全て50%以上とすることが適当としています。
今回の国家試験の内容の変更は、かなり大幅な変更になるので、また、過去問の蓄積もなくなってしまうので、6年生大学の薬学生にとっては悩みの種が増えたことになります。